国道49号線・新潟市〜阿賀野市

画像の撮影日:2006年8月5日

新潟市の旧亀田町。県道16号線から国道49号線・亀田バイパスを見た図です。高架橋がありますが、これが国道49号線です。この亀田バイパス鵜ノ子ICから、国道49号線に入ります。

この付近は大型店が多く並び、さらに亀田工業団地や日本海東北自動車道新潟亀田ICもあり、車の量は多いです。
写真右の「貸」って看板なんだろ…。

この交差点の、ちょうど左側の木が多いところには、「アピタ」と新潟南警察署があります。警察署の目の前なので、気をつけて。
交差点を右折し、鵜ノ子ICから49号線に入ります。こうしてみると高速道路みたいに見えるのは、私がこういう形のバイパス道路を見慣れていない田舎者なせいでしょうか…。
49号線に合流。4車線で信号のない国道…。慣れません。高速みたい。

さっきまでの工場や大型店の並ぶ場所を抜け、あたりには広大な田んぼが広がっています。
しばらく行くと、茅野山ICの分岐があります。写真の左方面には入ると、国道403号線新津・加茂方面、そのまままっすぐ行くと、会津若松方面です。
先ほど分岐した、国道403号線新津バイパスは、新津方面に向けて国道49号の上を高架で渡っていきます。

写真左の白い看板によると、今現在もこの先の区間では、亀田バイパスの工事は進行中だそうです。

また、この高架をくぐったところには、「アスパーク亀田」なる施設があります。「アスパーク亀田」は、新潟市亀田総合体育館のことで、中にはプールやアリーナがあるそうです。
国道403号の高架をくぐった後は、車線が減少し2車線になります。
写真左側に設置されているキロポストによると、この地点で新潟市の終点から10キロ、いわきの起点まで235キロだそうです。に、235キロ…。道のりは遠いです。
その先は、先程の看板が言っていたように、工事をしていました。ガードレールや工事車両のせいでなんとなく狭く感じる…。
またIC。こんな狭い場所でも、一応バイパスですから。工事中なので、路面が新しくなっていました。
こんなに広くてきれいな道路ですが、まだここはバイパス工事が完了していないようです。写真左側の土が盛られた場所まで拡張するつもりらしいです。
上の交差点を過ぎるとまた整備された道路になります。写真左側に空いているスペースがあるのがわかると思いますが、将来はここまで拡張するつもりなんでしょう。それにあわせてもうすでに土が盛られています。

気持ちのいい景色です。青い夏の青空、青々とした水田。米どころ新潟の風景です。
しばらく、バイパス工事中ののどかな道路を進むと、旧横越町中心部に入る県道4号線との交差点にかかります。

この交差点を左折したところには、「スーパーセンタープラント5」「フレスポ横越」があります。

「スーパーセンタープラント5」って何だ?と思っていたら、この間福島県大玉村にも進出してた衣食住のそろった大型ディスカウントストア(「プラント」HPより)でした。
「フレスポ横越」は大型複合施設のことで、要するに「大型店の寄せ集め」です。福島では郡山にもありますし、実は喜多方市のページで紹介した「ヨークベニマル周辺の郊外店の集まり(バンバンやコナカなど)である「ベルサイト喜多方」もこの「フレスポ」をやっている大和工商リースでやっているようです。
その先にあるこの分岐を入ると、県道17号線に入り、そこからは五泉や新潟空港方面に行くことができます。
その先、橋長995mの新横雲橋で、阿賀野川を渡ります。

阿賀野川は、栃木県・福島県境の荒海山から流れる阿賀川が源流です。福島県内の一部区間の阿賀川は「大川」という名でも呼ばれ、会津若松市などを流れ、喜多方市塩川町で猪苗代湖から流れる日橋川と合流。その後、尾瀬沼を源流とする只見川とも合流し、新潟県内に入ると阿賀野川と呼ばれるようになります。
流域面積は日本第8位、下流部の流量は日本最大級の川です。
阿賀野川。同じように新潟県内を流れる信濃川にも負けず劣らずの大きな川です。

向こう側に見える橋は、横雲橋でこちらは鉄橋です。もともとはこの横雲橋や横越の中心部を通る道路が国道で、そちらが狭く車の流れが悪かったことから、こちらがわの新横雲橋などの横雲バイパスが建設されたそうです。
橋の真ん中辺りで、阿賀野市に入ります。2004年に北蒲原郡の安田町・水原町・京ヶ瀬村・笹神村が合併して誕生した市です。
橋を渡ると、ちょっと高規格な道路が続いた後、普通ながらも広い道路になっています。

このあたりは、webの道路計画を読んでもよくわからなかったのですが、今の段階では道路を拡張するだけのようです。用地買収が済んだら、この旧京ヶ瀬村の区間と旧水原町の区間を「水原バイパス」として、先程までのような立派な道路にするようです。

こうしてみると、新潟県内の国道49号線は多くがバイパスかされるんですね…。福島県内でも郡山付近なんか渋滞がひどいのに、こっちもバイパスを建設してもらいたい。
途中には、バイパス工事を進行させているということを、遠まわしに示すような看板が立っていました。
先へ進むと、田んぼの広がる景色から、旧京ヶ瀬村の中心部にかかります。このあたりは特に重点的に道路の拡張工事が行われたようです。両側にはきれいな歩道や街路樹が整備され、路面もきれいです。電柱も地中化されていて、すっきり。
うーん。きれいな道路。このあたりはバイパスにしなくてもこの状態で十分なんじゃないのか?まぁ、助手席に乗っている私から見ればそうなだけであって、普段からよくこの道を使うドライバーにとっては、まだ狭く不便な道路なのかも。

写真左側の木に隠れている建物は、阿賀野市役所京ヶ瀬支所だったはずです。
それにしてもここは、小さい町ながらも本屋がある。うらやましい。(塩川はまともな本屋がないんで)
整備された拡張区間を抜けると、やっぱり狭く感じます。しかもこのあたりは国道沿いに民家も並んでいるので、バイパス工事がされたら地元住民にとっては楽なんでしょうね。

左側には、やっぱり新潟。「越後のおみやげにコシヒカリ」なんて米屋さんの看板が立っています。
民家の立ち並ぶ地区を抜け、広い田んぼの広がる場所に出ます。
その後、また民家の立ち並ぶ地区を通ります。この写真のあたりも拡張するのでしょうか?道路の両脇が広めにあけられています。
上の写真の先、小さな川を渡ると、旧水原町の中心部へと入っていきます。両脇に建物がびっしりと立っているので、狭く感じます。
住宅街を通り抜けます。なぜか、歩道と白線の間が車1台通れるくらい広く空けられています。
歩道と白線の間の空間がなくなると、だんだん個人商店が並び始めます。

小さいながらも栄えている旧水原町は、福島の49号線沿いの地域で言うと、会津坂下町みたいな感じなんでしょうか。
中には、なにやら歴史のありそうなお菓子屋さんの姿も…。

また、写真には写っていませんが、この付近には「越の日本桜酒造」もあります。よくわかりませんが、「越の日本桜」は、新潟では代表的な日本酒のようです。
その先、ちょっと道幅が広くなると、歩道橋が現れます。写真には写っていませんが、写真右側のところには、阿賀野市立水原図書館があります。

この歩道橋の交差点を斜め右に入ると、JR羽越本線の水原駅に行きます。国道49号会津若松方面は、そのまま直進です。
水原駅へ入るための交差点のレーンなどを立派に整備したせいで、さっきの歩道橋の付近は中央分離帯が広く取られていましたが、交差点を過ぎるとまたもとの広さに戻ります。
その先の、「コメリハート&グリーン」のある交差点を左折すると、県道15号線で豊栄方面へ向かいます。阿賀野市消防署もこちらです。右折すると、国道460号線で新津・白根方面へ向かいます。水原駅へはここからもいけるようです。

国道49号線はそのまま直進し、阿賀野市の旧水原町内を進んでいきます。

阿賀野市〜阿賀町編に続く!