喜多方市の市街地画像の撮影日:2004年9月12日

私の住む、旧耶麻郡塩川町と喜多方市の境界です。喜多方市は「蔵の町」を売りにしていますから、2006年1月の周辺市町村との合併までは、カントリーサインにはこのような蔵をイメージしたデザインを取り入れていました。合併後に設置されたカントリーサインは、ごく普通のものになってしまいましたが。

ちなみに、この写真のカントリーサインは、2007年3月現在、まだ撤去されていません。ここはもう喜多方市との境界ではないのに…。

カントリーサインの後方に写る稲穂、さすが米どころ会津といった風景です。
市街地に入るとこんな町並みが広がります。古くからの建物も多く、昭和の雰囲気が漂っています。最近は「昭和ブーム」とか言って、レトロな雰囲気が人気を集めているようですが、特に喜多方市はそういうもので町おこしをしようという気はない様で。

このような地方都市にはよくある問題の、空洞化は避けられておらず、空き店舗がところどころで目立ちます。
これは、上の写真の交差点を北に進むと現れる、アーケードのついた通り「ふれあい通り」です。ここには地元の商店や宿泊施設、地元の大手スーパー「リオンドール」があります。

市の中心部のはずなのに、見事に人通りがないです。うーん…。
街中にはこんな自販機があります。「老麺会」はラーメン会とよみます。老麺会とは、喜多方市のラーメン店が多数加盟する団体で、麺の共同製造を行っているそうです。これも、老麺会が事業の一環で設置したものだと思われます。

喜多方ラーメン、有名ですね。おいしいですよ)。福島にきたらぜひ食べてみてください。
地元福島県のスーパー・ヨークベニマル喜多方店です。喜多方市内では、もっとも大きな店舗と思います。私もよく利用します。いちにさんの市とか、どまんなかの市とか。あ、すみません。福島県と周辺県の人にしか分からない話をして。

一部の何も知らない人は、これを見て「イトーヨーカドーじゃないの?」といいます。確かにこのマークの色違い(緑の部分が青)はイトーヨーカドーですが、ヨークベニマルはイトーヨーカドーグループなので、このマークなのも当然という感じです。
2007年3月現在、イトーヨーカドーは「セブンアンドアイホールディングス」になり、看板のマークが鳩のマークから変わってしまったので、ヨークベニマルにはずっと残していってもらいたいです。
ヨークベニマル周辺には、このような量販店が目立ちます。これは、大和工商リースが開発した「ベルサイト喜多方」なるショッピングモールです。店舗には、「おもちゃのバンバン」「くすりのコダマ」「ゲオ」「とんかつまるやま」「すしおんど」「紳士服コナカ」があります。「ショッピングモール」とは言えども、そんな感じがぜんぜんしません。

かつて、このベルサイト喜多方には「おもちゃのバンバン」「ジーンズショップ(名前不明)」「福島靴流通センター(靴のマルトミ)」とマルトミグループの店が勢ぞろいしていましたが、ジーンズショップは「ゲオ」に、「靴のマルトミ」はファミリーマートとってしまいました。現在、経営者こそ変わっているものの、「おもちゃのバンバン」が昔からある店としてがんばっています。

また、「とんかつまるやま」は以前はデニーズ喜多方店で、喜多方唯一のファミリーレストランでしたが、今はガストにその座を譲っています。また、「すしおんど」も以前は元気寿司の名称でしたが、ブランド替えしたようです。
ヨークベニマル近くの「鳴瀬病院」前を北に向かって走っているこの道路には、「ガリバー」「メガネトップ」「宮脇書店」「コープ会津」と大きな店が勢ぞろいしています。

この通りの入り口には「来夢」というラーメン店があり、こちらは有名店で、各地に支店もあります。また、この通りには「三万石」という郡山の菓子店があり、「ままどおる」は福島のお土産として有名です。

喜多方市をざっと撮ってみました。ちょっとつまらなかったですね…。