国道49号線・福島県会津坂下町〜福島県湯川村

画像の撮影日:2005年7月27日
(この日は時間帯によっては曇っていたので、一部画像は見難くなっています。ご了承下さい。)

国道49号線・福島県河沼郡会津坂下町(かわぬまぐんあいづばんげまち)の、県道336号線熱塩加納会津坂下線との交差点です。
(この写真は県道側から撮影したものです。)

左に曲がれば会津若松、右に曲がれば新潟にいけます。今回は左に曲がって会津若松へ向かいます。
左へ曲がると、いきなりきれいな路面になっていました。路面改良をしたのでしょう。中央線などがまだ引かれていない箇所もありました。(2005年7月時点)

この写真の右側の緑色の屋根の建物は、「銀しゃり」という回転寿司店なのですが、前は「アトムボーイ」という、その名の通り、手塚治虫氏の「鉄腕アトム」のキャラクターが描かれた回転寿司店でした。一応全国チェーンのようです。

ここがアトムボーイのころ1回だけ来たことがあるのですが、お客が誰もいませんでした・・・。
このあたりは見事にラインが引かれていません。

このあたりは、国道沿いですが、どちらかというと住宅や工業関係の会社が立ち並んでいて、商業施設は少ないです。

上の話とは関係ないですが、右側に写る「スズキ」のヒラヒラしたビニールの飾り(名前不明)が、なんともいえない雰囲気でした。
上の写真の左記にある交差点のあたりになると、路面が改良されていない部分もありました。

この交差点を右へ曲がると会津坂下の市街地に入れます。左へ曲がると、「会津若松の街」でも紹介したリオンドールの坂下店があります。リオンドール坂下店は、リオンドールの店舗の中でも数少ない、衣料品の取り扱い店舗です。前に行った時は書店もあった気がするけれど、まだあるのかな?
この交差点を過ぎると、商業施設ばかりの通りに突入していきます。

右手に見える「モトセイ」という服屋は、昔は「しまむら」みたいな感じの「ファッションスペースナカヤ」という店だったのですが、いつの間にかなくなっていました。会津若松や郡山や柳津町(やないづまち)にもあったのですが・・・。倒産しちゃったのかな?
リオンドールの大きな看板が見えます。リオンドール坂下店には、先ほどの交差点からでも、この看板のところからでも入れます。ここのリオンドールの隣には、福島市の「ダイユーエイト」というホームセンターがあります。

ダイユーエイトとは、福島を中心に山形・宮城などにホームセンターや「鮮一」という食品店を展開する企業で、私の住む塩川町にも、店舗があります。「いろんなエート(エイト)を応援します」というフレーズでCMを放送していて、TUFではダイユーエイトの店員さんが日曜大工や園芸に関する知識を教えてくれる「DO!エイト・ユアセルフ」という番組を放送しています。
そのすぐそばには、大きく「薬」という看板を掲げた、「寺島薬局」というドラッグストアがあります。

この「寺島薬局」は元々は先ほどの「ダイユーエイト」が展開していた「ドラッグエイト」というドラッグストアでしたが、ホームセンターのダイユーエイトに併設されているドラッグエイトを除き、すべて茨城県に本社のある寺島薬局に譲渡されました。会津若松駅前にあるダイユーエイトにはまだドラッグエイトが残っています。
寺島薬局の向かい側には100円ショップのダイソーがあります。ここのダイソーは昔はパチンコ店でしたが、廃業していました。

そういえば、このリオンドール坂下店周辺には、ここを含め3件のパチンコ店がありました。今は1件しか営業していませんが。

奥に見える何も書いていない白い看板のところには、「ムービータイム」という新潟のホームセンター・コメリ系列のレンタルビデオ店があったのですが、いつの間にか廃業していました。ムービータイム自体はまだ新潟県内や喜多方市にありますが。

そして、坂下町にはなぜか「ネッツトヨタ」が?
ネッツトヨタを過ぎると、会津若松に本店のある一休さんの絵で(福島県民には)おなじみの仏具店・大黒堂のセレモニーホールの入り口があります。

大黒堂といえば、KFBで「いーっきゅうさん、いっきゅうさん、だいこくどーのいっきゅうさん」というCMソングにのせて古いアニメの一休さん(テレビ朝日でやっていたのとは違うオリジナルアニメです)が登場するCMが放送されています。福島県民なら1回は見た事があるはず。

その向かいのAMラジオの送信所みたいなアンテナをつけている建物は、会津坂下消防署です。おそらく無線塔でしょう。
ちょっと進むと、まだ坂下町内に入る交差点があります。

ここにあるゼネラルのガソリンスタンドの脇には、写っていないですが、会津坂下警察署があります。ここの警察署の管轄って山奥まで含まれているので、大変でしょう。ご苦労様。
この交差点のところには警察署だけでなく、生協の店もあります。喜多方市に本部のある「コープ会津」の坂下店です(写真のCのマークの看板)。昔来たことがあるのですが、ここの生協、建物が倉庫っぽく、雑然としていました。今は分かりませんが。

その手前にあるメガネの愛眼堂、キャラクターのメガネをかけた猫が結構かわいいです。
写真には写っていませんが、この交差点には、安い喜多方ラーメンの店として、東京にも出店している「幸楽苑」があります。

また、この交差点のところには、先ほどの大黒堂の仏具店があります。大黒堂になる前は、「スーパーおおぎや」という地元のスーパーマーケットがありましたが、閉店しています。大黒堂はスーパーマーケットを跡の建物なので、一見仏具店には見えません。

また大黒堂の向かい側には会津ではまだ珍しい「ほっかほっか亭」があります。

この信号から次の信号までの間には、今までより多くの商業施設が建っています。
先ほどもあったリオンドールがここにもあります。ここはリオンドール坂下中央店です。ここにはレオクラブツタヤ(「会津若松の街」を参照)もあります。

このリオンドールの場所には、これまた地元のスーパーマーケット「マルトモ」がありました。行ったことがあるんですが、かなりぼろぼろの建物でよく営業してられるな、という印象を持ちました。その後、予想通り閉店。しばらく放置されていましたが、リオンドールになりました(もちろん建て替えられてますよ)。マルトモ時代には、マルトモの奥のほうに「本のマルトモ」というマルトモの本屋がありました。無許可で使用しているっぽい、ディズニーのキャラクターが描かれていました。
※マルトモは現在も会津若松市や西会津町で営業しています。また、このリオンドール坂下中央店は開店当初は「ライオンドー」でリオンドールのライオンドー時代最後の店舗です。
リオンドールの向かい側には、チヨダグループの「東京靴流通センター」と「ハローマック」が隣同士で建っています。

その奥にダイハツもあります。ここのダイハツも最近まではぼろぼろの建物でしたが、最近建て直したようです。
ダイハツの隣には、「大竹電気」という会津若松に本店のある地元の電気店があったのですが、現在は閉店しています。喜多方市や会津若松の物流団地「会津アピオ」にもあったのですが、閉店し、会津若松の中心市街地で閉店していたもともとの本店に統合し、本店を復活させました。

奥のほうに見えるピンク色のハートマークの看板の店は「ギフトプラザ」です。その名の通り贈答品の店ですが、ここのギフトプラザは元々はシャディでした。猪苗代や喜多方のギフトプラザも同様です。

右側にある「坂下ジャンボ」というパチンコ店は、元々は市街地にあったのですが、やはり立地の問題からか、最近国道沿いに移転してきました。
先にある交差点を右に曲がれば市街地、左に曲がれば塩川町に行けます。

ここには「ほり」というドライブイン・民宿があり、ここでは会津坂下町の名物・馬刺しを食べられます。

この交差点には「コスモ石油」と「JA-SS」の2つものガソリンスタンドがあり、よく片方つぶれないで残っているよな・・・と思わせます。前はここの「コスモ」にはドラッグストアが併設されていたけれど、今もあるかな?

左側にある黒い建物、ここはカラオケボックスとゲームセンターでしたが、いまはゲームセンターだった部分が花屋になっています。花屋とゲームセンターって結びつきが感じられないですが・・・。
交差点を過ぎると、あれあれ?と、言いたくなるくらい、急に建物がなくなり、水田が広がります。ちょうど夏なので、稲が青々と育っています。
そんな水田の中に、突如、coco壱番屋が。ちなみにcoco壱番屋は会津にはここしかないと記憶しています。(2007年現在、ここにあったCOCO壱番屋は閉店し、現在は会津若松市内にあります)

このcoco壱番屋の手前にある「あかべこ」というレストランが、私の母は「良い」と言っていました。私はどんな店か知らないのですが。
coco壱番屋を過ぎると、押しボタン式信号があります。この写真から見て左に曲がると、会津坂下町立第一中学校があります。

前に卓球の練習試合で来たことがあるのですが、体育館が暗かった・・・。とはいいつつ、卓球の試合は日光が入らない暗い部屋で、窓もドアも締め切った密室状態のところでやるんですがね。この体育館、後に火災で全焼。2007年の初め頃に新築されました。

写真右側にちょっと写っている「喫茶プリティ」という店、ここは大盛りの店ということで有名らしいです。ネットで検索すると、ランチのスパゲティなどが山の様に盛られた写真がみられます。
またしばらく行くと、エネオスのある交差点があります。ここの交差点、変わった形をしています。
信号の先には鶴沼川を渡る橋があり、そこを超えると、またにぎやかになってきます。

橋を渡ると早速、「ファッションセンターしまむら」があります。服の安売りで知られていますよね。その向かいには、「会津の天神様」というお菓子で有名な「太郎庵」の本店があります。「会津の天神様」って、おいしいです。福島にきたら、おみやげにどうぞ。

しまむらの隣には、マルトミグループの「福島靴流通センター」の跡があります。現役時代は赤色だった外装も、緑色に塗装されて、面影はありません。
ごちゃごちゃと、自動車販売店や、タイヤ店が軒を連ねています。

写真の信号を曲がると、ゴルフの打ちっぱなし練習場があります。また、会津平和自動車学校もあります。「平和自動車学校」って何で「平和」なんでしょう?

また、生コン工場もあります。なぜか会津坂下町のこのあたりは、生コン工場が多いです。
写真にはありませんが、上とこの写真の区間の間には、新潟県のホームセンター、にわとりマークでおなじみの「コメリ」があります。

コメリのホームセンターには種類があって、大規模なものは「コメリパワー」「コメリホームセンター」と呼ばれ、小規模なものは「コメリハート&グリーン」と呼ばれます。この会津坂下町や喜多方市には「ホームセンター」があるのですが、会津若松は「ハート&グリーン」です。コメリの店舗の規模は、都市の規模に比例しないことがこのことからよく分かります。(福島県内はほぼすべての市町村にかならず1件はハート&グリーン店があります。さすが農業の県)

話はそれましたが、コメリを過ぎると、トヨタカローラがあります。その目の前には、やはり農業がさかんな地域を象徴するように、「福島クボタ」があります。

その向こうは、半端な数ではない消費者金融会社の無人契約機が軒を連ねています。
会津坂下町とも、この交差点を過ぎるとまもなくお別れです。

この交差点を右へ曲がると、会津本郷町にいけます。会津本郷町は、会津本郷焼という焼き物の町です。

そしてこの交差点のところには、生コン工場。なんでこんなに・・・?
交差点を過ぎると、農業用品の専門店「グラントマト」があります。農業をしている私の祖父母もこの店の常連です。「トマト」とは書いてありますが、トマトの産地直送はやってません。念のため。

グラントマトの出来る前はこのあたりの民家の壁に、「ローヤルゼリー」と書いた看板がよくはってありましたが、養蜂場でもあったのかな?
しばらく行った交差点を曲がると、私の住む塩川町にいけます。水田の真ん中を走る道路なので、走っていると気持ちがいいですよ。
交差点の向こうには、阿賀野川の支流「阿賀川」があります。阿賀川は、塩川町との境の辺りで、日橋川(にっぱしがわ)・濁川(にごりがわ、別ににごった川ではないです)・田付川などと合流し、新潟県にはいる手前で只見川と合流、阿賀野川になります。

この49号線「宮古橋」は、私の母が小さい頃、祖父が当時乗っていたスカイラインに乗ってここをわたった時は、鉄橋だったということです。
宮古橋を渡り終えると、そこはもう河沼郡湯川村(かわぬまぐんゆがわむら)です。橋から見ると、一面に水田が広がっています。会津の米の殆どは、この湯川村で取れています。

湯川村は当初、河東町(かわひがしまち)とともに、会津若松と合併の予定でしたが、合併協議会から離脱し、河東町だけが、合併予定です。
橋を渡り終えた直後にある交差点で、国道49号線は、右へと方向を変え、一路会津若松へ向かいます。

ちなみにまっすぐ進むと、国道121号線にでます。まっすぐ進んだ道路沿いには、いろいろな看板が立っています。その中には会津とはあまり関係ない、那須高原の「りんどう湖ファミリー牧場」のものも・・・。
交差点を曲がると、国道49号線は大きくカーブします。

このカーブの直前には、栃木県のホームセンター「カンセキ」の会津若松店の案内板が立っているのですが、あんな会津若松の南のほうの店の案内板をここに立てなくても・・・。

湯川村〜会津若松市編に続く!