小田橋通り・千石通り
画像の撮影日:2008年6月20日

会津若松市東部を縦断する、県道64号線会津若松裏磐梯線。以前この道路をご紹介した際は、市街地南部の会津総合運動公園付近からの紹介でしたが、今回はそれよりちょっと北の、高田橋通りとの交差点からご紹介します。

太陽石油GSやカインズホームのある、高田橋通りとの交差点を過ぎ、小田橋通りを北上します。小田橋通りは、ちょうどこの交差点からのスタートです。
4車線道路の両側には、郊外型店舗などが建ち並ぶ。写真左方向には、ヨークベニマル門田店があります。
ヨークベニマル入口。街路樹で看板が見難いですが。
写真左は、以前ご紹介した際は、洋服の青山会津若松門田店でした。あの後、洋服の青山は国道49号沿いにあった店舗と統合し、ここは空き店舗となっていましたが、酒のやまやが出店しました。やまやは、中通り地方などでは増えているようですが、会津ではここだけです。
以前は、写真左の場所に、ゼビオの本拠地・福島では珍しい「アルペン」がありましたが、撤退し、建物も取り壊されています。現在跡地は、ヨークベニマルの駐車場のようです。

その脇の、旧デンコードー会津若松店跡地には、今もマックハウスグループのジーンズ・カジュアルショップ「アウトレットJ」が入っています。これは、前回紹介から変わりませんね。
お菓子の蔵太郎庵、メガネ・宝石の金美堂。ヨークベニマルがあると、周りにいろんな店が集まりますね。
写真左側にあった、びっくりドンキーはいつの間にやら撤退し、インターネットカフェと100円ショップSeriaになっています。
パチンコ店やジーンズショップ・アメリカ屋など。

以前は、すかいらーく系の「夢庵」がこのあたりにあったのですが、かなり短期間で無くなってしまっています。まぁ、同じ会社の店ばかりに並ばれてもね…。
赤い外壁に大きな「靴」の文字、どこの街にも見かける某靴屋さん。某漫画家のしましま模様の家が景観を破壊するなら、この外観も同じようなものじゃないか…?と思うんですがどうでしょう。

写真右側(車に隠れていますが…)には、以前はコジマ電機会津若松店がありました。古い店舗だったので、ウインクした太陽のマークや「安値日本一への挑戦」など、最近のコジマ店舗には見られないものが多く残っていましたが、小規模店舗だったこともあり、この先の花春町へ移転。この場所に残る跡地は、現在カラオケのビッグエコーになっています。
(看板は写ってないですが)写真左には、お好み焼き屋さんがあります。いいなぁ…、何となく。

その隣、かつてはマルトミグループのカバン店「ザ・バッグ」だった建物は、古着などを扱う店になっています。一時期、靴の「サパテリーヤ」だったこともありますが、この靴屋は会社ごと潰れてしまったそうです…。
写真右のエステになっている建物も、以前はこれまたマルトミグループのおもちゃ店「バンバン」でした。昔はいろんな街にあったのに、ほぼすべて潰れちゃいましたね。ああいう形のおもちゃ店は、もう流行らないのか…。

写真に写る交差点には、会津坂下町の国道49号沿いにあったカレーの「Coco壱番屋」が移転してきました(かな? 新規出店の扱いなのかな?)。Coco壱番屋になる前に、ここにあった「会津ブックセンター」は、写真右の小田橋通りを挟んだところにあるビルに移転しています。
「床や」という分かりやすい看板だった床屋さんは、無くなってしまっています。不動産屋になってますね…。
メガネの「ドクターアイズ」。「あいづ」じゃなくて、「あいず」。眼鏡屋多いですね。
もうすぐ、小田橋です。この交差点を右折すると花見ヶ丘の住宅街になります。左折すると、天神町の住宅街。このあたりは、小田橋通り沿いは店舗などが多いですが、それ以外は、殆ど住宅街です。

写真左には、回転寿司「無添くら寿司」があります。以前は中古車店でした。「くら寿司」ってどこの会社かと思ってましたが、関西の会社なんですね。
小田橋で湯川を渡ります。この橋の西側の川辺は、「湯川いこいの河畔公園」となっています。

写真右側の所にある花見ヶ丘への入口の坂をのぼると、そこにはラジオ福島若松放送局があります。このあたりからも、見ようと思えば送信塔が見えます。
かつての小田橋は、現在より西よりの場所(恐らく、会津風雅堂前通りの延長上だと思う)にかかる木造の橋だったそうです。今や4車線で、会津若松の重要な通りを構成する橋のひとつとなっていますが。
橋を渡り終えると、ちょっと変わった形の交差点になります。ここを左に入ると、城南通り・宝積通り(会津風雅堂前通り)になります。
写真右は、ガストとうどんの「味の民芸」。昔はよく来たなぁ…。
通学路注意。付近には幼稚園もあります。
撮影当日は、道路沿いの除草作業を行っていました。
この交差点を右折すると東山温泉・会津武家屋敷方面、左折すると鶴ヶ城・県立博物館・合同庁舎方面です。ここで東西に交差する道路は、以前ご紹介しましたね。ああいう街並みが広がっています。

写真左の建物には、本の「宝文館」がありましたが、閉店してしまいました。元々の不況やネット通販が充実してきたせいもあって、大手チェーンで無い地元の書店は減ってきてますね……。私はこの「宝文館」では、「となりの山田くん全集」全3巻を買わせてもらいました。
写真左に写るのが、旧宝文館。よく訪れたので、現在の姿は見るたび寂しい…。

写真右側には、かつては花春酒造本社がありましたが、蔵を移転したため、跡地に先ほど紹介したコジマ電機が移転してきました。以前の店舗よりかなり広くなっています。さすが元酒造会社の土地。それでもまだ敷地があったからか、同時にカワチも出店しました。
写真左は、「東京靴流通センター」と同じチヨダ系の靴屋「シュープラザ」があります。靴屋なのに、やたらデカイ建物…。このシュープラザの場所は、昔は花春の酒瓶ケースが積み上げられた場所だった気がします。

写真右が、コジマ電機。昔は花春の酒蔵が並んでたなんて、信じられない風景。
その先には、「御薬園」への入口があります。ここは普通車用の入口で、大型車入口はまだ先です。
写真左には、ヨークベニマル花春店があります。古い建物の店舗でしたが、最近建て替えられて新しい建物となりました。
その先、デニーズのある交差点が、御薬園への大型車入口です。この交差点を右折すると御薬園です。左方向にも道はありますが、一方通行のためここからは進入できません。
紳士服コナカのCMといえば、古い話ですが、やっぱり布施さんだな・・・。
中古車のガリバーって、元をたどると福島の会社なんですね。知らなかったけど。
ガリバーのある交差点を右折すると東山温泉方面、左折すると市内宮町・上町方面になります。この宮町には、NHKラジオ送信所があります。

この交差点で小田橋通りは終わり、ここより北は千石通りとなっています。
写真左の斜めの形をしたマルト建設ビル、昔は怖かった記憶があります。こちら側に向かって倒壊してくる気がして…。
この交差点の角にあった、「2階にバイクが飾ってあったシェルのスタンド」は、隣にあったひばりパチンコと共に取り壊されて、住宅地に変わっています。

かつて、「西部警察」の福島ロケのときに撮影したという「シェル千石スタンド」ってのは、ここにあったシェルのことだったのかな…? 西部警察のこの回を見たことが無いので分からないのですが。

写真右側には、仏壇の「一休さん大黒堂」がありますが、以前は同じ千石通りのもう少し北にありました。
写真右側には、ケンタッキーフライドチキン。以前は会津若松市内でもここだけだったので、よく訪れていたのですが、今現在はアピタ会津若松店内や会津アピオにも出店しています。

KFCの南側は、この写真には写ってませんが、旧ヴィクトリアの建物。今はブックオフ。
KFCのある交差点には、大東銀行や労金といった、金融機関が集まっています。また、ここにも高田橋通りの店舗と同じような運命をたどってきた靴の「フットパーク」も…。

この交差点を右折すると慶山通りになり、千石ニュータウンに入っていきます。左折すると行仁町・相生町を経て、国道118号線・中央通りの福島銀行のある交差点に行き着きます。
ネッツトヨタノヴェルふくしま(旧トヨタビスタ福島)北隣の空きビルが、先ほど紹介した「一休さん大黒堂」の旧店舗です。昔は大きな一休さんの人形が店頭に置かれていました。
この場所には、会津若松市で起きた事件の際に有名になってしまったネットカフェがありました。かつては某スーパーだったその店は、事件後に閉店してしまっています。事件と直接の関係は無かったにしても、連日のようにテレビなどで放送された店。事件後の影響と関係なく閉店したとは思えません…。
ここにあった某スーパーの、小規模な店舗に似合わないくらいの広大な駐車場跡地などには、今はモスバーガーやかっぱ寿司といった飲食店が並んでいます。写真右側にあった、ステーキ宮が閉店してしまうほど…。

また、ホテルルートイン会津若松も進出してきました。この場所が入口になっています。
潰れてしまったはまつグループのグループ会社だった会津平安閣は、現在は経営会社が変わり、「ラ・スリーズガーデンベル・ルクス」という式場にリニューアルしています。

その入口に立地するココス。このココスも、昔は会津にはここにしかなかったので、よく来ました。今はアピタ近くにもう1店舗できましたが。
会津平安閣と同じはまつグループだった「会津斎場」も、同じように経営者が変わって存続しています。
写真右に写る派手な外装の建物はおもちゃ屋さん。以前は、東京靴流通センターなどを展開するチヨダグループのおもちゃ店・ハローマック千石店だったのですが、チヨダグループがハローマック事業から撤退したため、地場のおもちゃ店として存続しています。しかし、この殿様?の絵、何かのキャラクターに似てる気がする…。

ハローマックは、会津だと他に同じ会津若松市内の中央通り沿いと、会津坂下町の国道49号沿いにありましたが、こちらはどちらとも経営が他に移ることも無く、閉店しています。
ここから喜多方までは20km、猪苗代までは25km、郡山までは58km。郡山までは60キロほどしか無いんですから、そりゃみんな郡山に行っちゃうよね…。
東邦銀行のある、この滝沢町交差点を右折すると飯盛山方面、左折すると蚕養町・旭町方面になります。
写真左の、ガソリンスタンドだったと思わしき建物を利用した中古車店。以前紹介したときは、「中古車のアップルがあったが閉店した」と書きましたが、今度は「ラビット」として、またまた中古車店に。
歩道橋のある交差点で、白虎通りと交差します。右折すると飯盛山方面、左折すると会津若松駅方面になります。

この交差点にあるマクドナルドのあるビルには、NHK福島放送局会津若松報道室が入っています。
写真左の車がとめてある場所にも、以前は建物がありました。こんな狭い場所に建物を建てるってのも…。
写真右側には、会津若松警察署があります。先ほど書いた、某事件発生の際は、改築中だったためプレハブの仮庁舎でしたが、現在はきれいになった新庁舎に移っています。
警察署周辺は、郊外型店舗よりも個人商店などが多くなっています。
ここには、以前は左折方向の道路はありませんでしたが、区画整理の影響で新しい道路が接続しました。
生命保険会社が建ち並ぶ。
高田橋通りにもあった、「大人向けの本屋」ジパングがここにも。目の前は中学校・高校だけどいいのか? まぁ、学校がここにできる前からあるし、既得権ってことか。
ここの信号を右に曲がったところは、福島県立会津学鳳高校・中学校入口です。中高一貫校となったため、鶴ヶ城近くから富士通工場跡地であるこの場所へ移転してきました。中高一貫校だけあって、校舎もばかでかい(写真右側の建物)。
このホンダカーズのある交差点も、以前は左折方向の道路はありませんでしたが、区画整理の影響で新しい道路が接続しました。この新しい道路に入ると、周辺は住宅街。そのまま進めば、国道118号・会津若松駅北のスーパーオートバックス前の交差点に行き着きます。

この交差点を右折すると居合町・飯盛山方面です。右折方向の道路は、以前ご紹介したとおりです。

写真では分かりませんが、この交差点付近で、不動川を渡っています。
写真左側には、薄皮饅頭の柏屋。
写真右側の山は、大塚山古墳。
この交差点を右折すると、大塚山の霊園への入口です。
写真左は、ヨークベニマル一箕店。古くからのヨークベニマル店舗で、屋上駐車場も完備しています。
何でこんな場所にあるのかよく分からない、道路情報案内板。長らく使って無いようです。
会津大学への案内標識が立ってます。この先、国道49号を西に進みます。
もう直ぐ、千石通りは終了。国道49号線との交差点になります。
正面に「会津スバル」(福島スバルではない)が見えてきたら、国道49号線との交差点になり、千石通りは終了です。ここを右折すると猪苗代・郡山・いわき方面、左折すると会津坂下・新潟方面となります。

今回は、ここまで。