喜多方市街特集
観光ガイドブックには載るはずのない、喜多方市のそのままの姿をここにお見せします。

〜喜多方プラザ通り〜 画像の撮影日:2005年11月20日
喜多方市の西、押切川の近くに「喜多方プラザ文化センター」という、喜多方地方ではかなり大きい催事施設があります。
今回は「喜多方プラザ」をはさんで並走する道路のうち東側の通りをご案内します。

南側から進んでいきます。この交差点の付近には、リオンドール喜多方西店があり、住宅街が広がっています。そのおかげで道路状況はいいと思います。

写真左側の建物は、「桐の博物館」です。蔵の街を意識してか、蔵のような外観です。
会津の伝統産業のひとつに「桐ダンス」があります。製造は主に南会津や会津若松ですが、ここでは、日本における桐の歴史など桐について知ることができます。隣には、桐製品を販売している「桐工芸館」もあります。
「桐工芸館」には「まちの駅きたかた」なる施設があり、喜多方の観光案内をお知らせしています。
その先には、個人商店や住宅が道路沿いからその奥まで、びっちり建っています。所々に田畑が残っているのが、いいです。

しかし、住宅街にわずかながらに残っている田畑にも、大東○託のアパート建設の魔の手が…。最近なぜか喜多方・塩川に大東○託のアパート建設。塩川町内の私の親戚の家にも、大東○託が「土地売ってほしい」って来たそうです。
木に隠れてあまり見えないのですが、写真右側には、「コープ会津(要するに喜多方生協)」の「ぷらざ店」があります。ここも蔵の街を意識してか、外観がレンガ調。屋上駐車場も完備しています。
ここの生協は、周辺が住宅街なので、地元の人が多く訪れるのですが、近くに大きなリオンドールができたことや、品揃えでヨークベニマルに劣っていることでそちらに客が流れていってしまい、一時は閉店の危機にあったそうです。

写真左側には、生協の地上駐車場もあったのですが、ここにも大東○託の平屋建てアパート…。
生協を過ぎると、直ぐに喜多方プラザ入り口です。写真に写っている緑色の案内板だけが目印なのですが、喜多方地区では稀な巨大な建物が見えるのですぐ分かります。
今回は喜多方プラザの写真を取ってこなかったのですが、ここも蔵の街を意識してか、外壁がレンガ調です。

その向かい側、ちょうど写真の左手前に隠れているのですが、そこには「喜多方市立美術館」があります。ここも蔵の街を意識してか、レンガ造りの蔵をイメージにした建物になっています。
その隣には、「喜多方蔵の里」というものがあり、ここには実際に使われていた数々の蔵や屋敷が移築されています。

蔵のまち、ここまでやるとはすごいです。
付近は住宅街なので、写真奥に写っている様な昭和50年代チックなアパートも。このあたりは昭和の終わりころに開発されたところですからね。写真中央の案内標識も、ローマ字表記のない昭和61年以前の標識です。喜多方は観光地で外国の方も訪れますし実際に住んでいる外国の方もいますから、ローマ字ついてるのにしたほうがいいと思うんですけど。

写真左側に写っている人は、お巡りさんです。この日、なぜか喜多方プラザ周辺にパトカーやお巡りさんをよく見たので、喜多方プラザを利用したテロ対策訓練か何かかと思っていましたが、翌日の新聞によると、本当に喜多方プラザで爆弾騒ぎがあったそうです。この日は、プラザでコンサートが開かれる予定だったため、大勢の市民が集まっていて、大騒ぎになったそうです。ちなみに、爆発物は実際には仕掛けられておらず、悪戯だったようです。
2006年1月現在犯人はまだ捕まっていないようです。
今回はここまでしか撮影していませんが、今度、この先も撮影し掲載する予定です。