大王わさび農場
画像の撮影日:2006年8月4日

安曇野といえば、わさび田。ここは年間120万人が訪れる日本最大級のわさび園です。1917年にできた歴史あるわさび園です。

威勢のいいおじさん・おばさんが大声張り上げて、水につけたわさびやわさび漬けを売っているお土産売り場を横目に中に入ると、こんな黒い場所が。この下にわさびが植えられています。

わさびを扱っているところなので、いたるところに水が。訪れたのは午後の3時過ぎ。普通にしていれば日差しのせいでぐったりしそうな時間帯ですが、打ち水や売り物のわさびを浸している水などのおかげでいくらか涼しく感じました。木陰も多いし。
売っていた「わさびソフト」を食べながら、わさび田を眺める。わさびが植えられ、そこを水が流れていて、涼しげです。

「わさびソフト」は、わさびを使ったソフトクリームのようですが、辛くはありません。甘い普通のソフトクリームです。でも微妙にわさびっぽいにおいはしました。他にも、わさびを使ったコロッケやフランクフルトもあるようです。敷地内のレストランでは、信州そばにここのわさびをつけて食べられます。
水の流れにカモたちも流されていきます。
ここにも、黒澤明監督の映画「夢」で使われた水車小屋だとかいろいろ見所はあったようなのですが、ここでも「暑いから歩きたくない」と反対され、たいしたところは見れず…。うーん…。悔しいから、わさびをもう一枚!

あと、わさび漬け作りを体験できるコーナーもあるそうです。20分ほどで作れるそうなので、お試しあれ。
あと、こんなものも。「本わさびジュース」。飲んでませんが、健康に大変よろしいそうです。

もう書くこともあまりないので、ここのお土産屋の話でも。ここでは、わさびを生かした食品が沢山そろっていました。わさびふりかけにわさびせんべい、わさびあられにわさび漬け、わさびのおやきにわさびマヨネーズなどなど。
生わさびももちろんありますが、これらは夏の時期だと、暑いところにおいておくとわさびがだめになってしまうそうなので、ご注意を。地方発送も行っていますので、遠くから車で来た人や明日もまだ長野に滞在する人は、送ってもらったほうが良いでしょう。
ついでに、わさび農場のお土産屋は松本駅前にもあります。
ついでに、こんなものも。「わさびビール」。「私たちもびっくりしています!」って、どうやって作ったんだ?近くにサンプルがおいてありましたが、緑色のビールって感じでした。実際に飲んだことのある人のレビューがネット上にありましたが、後味がほんのりわさびだそうです。

ドライバーでない二十歳以上の方は、お試しください。

とにかく、わさびづくしの場所でした。わさびおやき、福島に帰った後食べましたけど、わさびの辛味が喉にきてむせました。