坂下・ライヴァン通り
画像の撮影日:2007年9月12日

今回は、河沼郡会津坂下町の中心商店街である、ライヴァン通りをご紹介します。

写真は、国道49号線・会津坂下町新富町交差点。ここを右折して、会津坂下町の中心地へと入っていきます。
このあたりの道路は、県道22号会津坂下・会津高田線です。まだ、住宅と商店が混在した地域です。
空き地も目立ちますが、写真右側の方の地域は、新しく開発が進む住宅街といった感じの場所なので、その影響でしょう。
だんだんと商店が目立ち始めます。
酒瓶のケースが積み上げられた酒屋さん(写真左)。
この道は、バス路線です。すっかりお馴染みの、赤と青のラインの入った会津バス。
酒屋さんの前には、ビールの自動販売機(非稼動ですけど)。こういう風景は、かつてはあちこちにありましたね。今は酒類自販機は撤去される向きにありますけど。
道路の両側で、仏壇仏具・人形にみしらず柿と、看板が目立ちます。
軒先に朝顔(9月半ばですけど)。のどかな風景です。
その先で、道は左方向に曲がります。この先に直進する路地の先には、坂下厚生病院があります。また、会津坂下町出身の歌手・春日八郎の歌碑や「別れの一本杉」も、この先直進方向です。
路地とは言いますが、地元では結構重要な道路のようで、写真には写っていませんがガソリンスタンドがありますし、地図にも太い線で描かれています。

写真右側には、諏訪神社があります。
カーブの先。街灯の表示によると、この辺りからの道を、「ライヴァン通り」というようです。正確には、ライヴァン通り諏訪町商店街というらしいです。
いろんな商店が建ち並んでいて、懐かしい感じのする通りです。
あまり人通りはありませんが……。それでも、見た感じではまだまだ多くの商店が営業中です。
町の家具屋さんや写真屋さんというのは、郊外に激安店・大型店ができても、どこも頑張っていますね。
あまりごちゃごちゃ説明するよりも、
ただ、黙って風景を眺めてほしい。
そんな、街並みです。
青い空がまた気持ち良い。
なんだか、対向車にも出会わないので、不思議な感じのする写真…。
まだまだ続きますよ。
その先の交差点を左折すると、国道49号線の会津坂下警察署前の交差点に出ます。

右折したところの細い道を通ると、会津坂下駅方面です。ただ、写真のように空き地が出来ているので、右折方向の道路も、写真左側の道路のように広く拡張整備するのかもしれません。
特に写真は撮影していませんが、先ほどの左折方向の道路は、かなりきれいに整備された道路です。
写真左側には、これまた「会津の天神さま」ですっかりお馴染みのお菓子の蔵・太郎庵があります。太郎庵は、会津坂下町に本社があります(この場所ではなく、国道49号線沿い)。
このあたりから、街並みがぐっと賑やかに見えてきます。車の量も増えたような。理由はこのあと分かります。
突然今までとは関係ない話ですが、このライヴァン通りをはじめとした会津坂下町の商店街マップのイラストを、会津坂下町出身の漫画家・高橋ヒロシさんが描いています。
上で書いた「理由」がだんだん見えてきます。
この交差点には、会津信用金庫・福島銀行と金融機関が集まっています。この先にも、会津商工信用組合があります。

そして、写真左側の広々とした場所には、会津坂下町役場があります(今回は庁舎の写真はありませんが…)。その影響で、街並みも賑やかに見えて、車も多い(のではないかと思います…)。

この交差点を、左折すると国道49号線方面へ、右折すると会津坂下駅へ出ます。
この先も、まだしばらく商店街は続きます。
会津坂下町は、会津地方の中では結構人口の多い町です。
そのため、中心市街地の商店街にもいろんな商店があり、また今だ賑やかに見えるのでしょう。

写真左の白い建物は、会津坂下町役場東分庁舎です。
こういう場所は、さらっと通り過ぎるだけでなく、少しくらい街並みを眺めてみるのもいいでしょう。
だんだん、商店街を抜けていきます。
古くて立派そうな建物がありますね(写真左)。
「どんどん安く売る」という文句。昭和の雰囲気が…。
写真左は、町の小さなスーパー・おおぎや(だったと思います……)。こういう小さなスーパーは、近所の人のためにも、地域密着の店ということで大切です。
この辺りには、医院が並んでいます。
確か、昔この辺りの食品店の店先で、松山容子さんの絵が描かれたボンカレーの看板を見た記憶があります。それがきっかけで、ホーロー看板にのめり込んだりもしました。
この先のT字路を曲がると、県道21号線で国道49号線の交差点に出ます。そのまま国道49号線に出ずに直進すると、喜多方市に至ります。
まだまだ真っ直ぐ行きますよ。
写真右側には、お肉屋さん。勿論会津坂下町ですから、桜肉も売っています。そのすぐ隣のお店は、衣料品店と割烹を一緒にやっているようです。普通ではあまり考えられない組み合わせですね。
写真右側には、福島民報社坂下支局があります。
だんだんこの辺りから、また住宅と商店の混在する地域になっていきます。
会津坂下も酒造の町です。写真右側の建物には、杉玉が下げられています。このあたりに酒蔵があるようです(どこだかは分かりませんが)。
写真右側は、看板に亀甲が描かれているので、醤油製造元のようです。
この先のT字路を曲がると、会津美里町方面に行くことが出来ます。県道22号線は、ここで会津美里町方面に方向をかえて、この先直進の道路は県道33号線になります。
T字路の向こう側の一部が、何故か建物が道路から離れて建てられています。道路拡張の予定でもあったのかな?(まぁ、建物が道路から離される理由は、道路拡張とは限らないと思うけど)
すぐに、また道路のそばに建物が建つようになります。この辺りで、道路はカーブし、また緩い下り坂になっています。
まもなく、国道49号線にたどり着きます。
国道に近いせいか、また商店のほうが多くなった気がする。

写真右側の日除けテントのついた店は、お菓子屋さんらしいです。テントには、「会津の酒もなか」と書かれています。有名なのかな?
長々とお送りしました「ライヴァン通り」のページも、あと少しです。
そういえば、道路のセンターラインが引かれてないな。消雪パイプをセンターライン代わりにしろということか。
その先、変則的な形をした台下交差点で国道49号線に出ます。ここで、会津坂下町の中心市街地からも抜けます。

ちょっと懐かしい雰囲気もある、ライヴァン通りをご紹介しました。